【東京】「仕事辞めちまえ!」檄が飛んだ、新人時代
将来設計士
仕事にかける思い
2021.07.20

【東京】「仕事辞めちまえ!」檄が飛んだ、新人時代

ホロスプランニングには約200名の将来設計士が所属しています。彼らは「お金も、保険も、人生も」をキーワードに、ファイナンシャルプランナーが持つ豊富な知識と経験をお客様にご提供しています。そんな将来設計士は、20代から60代まで様々な達人ぞろい!




ホロスプランニング
東京オフィス 将来設計士
永岑 和真(ながみね かずま)


保険営業を始めたばかりのころに
直面した疑問や困難。
後輩が効率的に成長出来るよう
ホロス社内で営業教育課を立ち上げたのち
将来設計士へ職種転換。

現在は社内外で勉強会・研修を開催し
業界ファンも多いインフルエンサー


2012年 ホロスプランニング入社
2016年 ホロス営業教育課(当時)設立
2018年 将来設計士へ職種転換

「お金が無い」って、本当に惨め


就職活動は将来の仕事をどうするか深く考えないまま、誰もが知っているような大手ばかり受け、ことごとく撃沈しました。就活後半戦にはリーマンショックが起きてしまい、さらに迷走が始まります。「食べるのが好き」という浅い理由で大手カレーチェーンの店長を目指したり、公認会計士の予備校へ通ったり、アニメーター養成プロジェクトへ参加したりして、卒業後には見事にフリーターができあがりました。

当時の貯金通帳を残してあるのですが、22歳から24歳の預金残高はしばしば1,000円を切るような有様で、コーンフレークを買ってもかける牛乳代が無かったり、白米をおかず無しで食べたり、かなりギリギリの生活を送っていました。身長184㎝ですが、体重は60kg無かったです…

そんな中、社会人になって初めて身内の結婚式で【ご祝儀】を求められたのですが、貯金がないという根本的な問題に直面しました。親族席で隣にいた父からは「どんな生活をしてるんだ!?」と心配され、その時「お金が無いって、こんなに惨めなのか…」と、かなり本気で自分の現状はマズいと実感しました。

思えばあの時の経験は、「何かあった時の対処=保険」や「先々に備えること=ライフプラン」を提案する今の仕事における原動力に繋がっています。

ホロスとの出会いは教育出版物


いざ、まじめに働こうとする前は、自分に「営業」は絶対向いていない、最も縁が遠い職種だろうと思っていました。でも、よくよくアルバイト情報誌を読み込んでみると【営業職】は必ず求人が載っています。つまり、これが出来るようになれば「どこでも使えるスキル」を得ることができると気づき、すぐにできそうなところからチャレンジを始めました。それからは新規事業のテレアポをひたすらこなし、通信回線の開拓では1日200件の飛び込みを実直に行う日々が始まりました。

少しずつ成果が伴うにつれて、やりがいを感じるようにもなりましたが、冷静になると何十年もこれを継続していくのは体力的にも精神的にも厳しいと悟ってしまいました。そこで「営業の深い専門知識を身に着けよう」と勉強を始めたところ、運命の出会いをしたのがホロスプランニングの教育DVDや、ホロス所属FPの出版物でした。

「最も難しそうな保険の営業を、こんなスマートに行う人たちがいるの!?」そのノウハウや知恵に驚くと同時に、FP業自体に興味を持つようになりました。よくよく調べていくと、保険業界の営業はフルコミッション(成果報酬)があることも知り、上手くいけば多くの収入を得ることもできる夢があります。

しかし、当時の私は「生活の安定」の方が至上命題であり、まずは固定給で保険業界の営業を学べる環境を探しました。見つかる募集は保険ショップが中心だった中、たまたまホロスも固定給社員をホームページで募集していて、意を決して会社説明会に申し込んだところ、浦野さん(※現:代表取締役、当時常務)に繋げてもらうことができました。

その時の浦野さんの話はありきたりなものではなく、保険業界の変遷や、業界全体が抱えている課題に対してホロスプランニングがどう関わっていこうとしているかなど、ビジョンを語ってくれて、本当に面白そうなことを考えている会社だ!と、ワクワクした感覚をよく覚えています。

一方でホロスは「プランナーの高齢化」という課題があり、バックアップをする若手社員(現:戦略営業課)を育てる計画を立ち上げたばかりでした。通常であれば業界未経験者は採用していなかったようですが、タイミングの良さと私の熱意(?)が通じたのか、運よくホロスプランニングのメンバーとして採用してもらうことができました!


いざ入社すると「教育」が存在しない!?


しかし、あえて実態をお伝えしますが…当時のホロスは基本的にベテランやトップセールスが集まる会社であり、マーケティングも営業ノウハウもすべて個々のFPで自己完結するような集団でした。一人だけの固定給社員として配属された東京オフィスでは、プロ野球の世界に「グローブとスパイク買ってきました。やる気はあります!」みたいな若造が紛れ込んだイメージです。差がありすぎて、会話のキャッチボールにすらついていけません。

フルコミッションの世界に触れた方であれば、「情報もマーケットも自分で取りに行くもの」という不文律は身をもってご承知だと思います。だからこそ活動の自由度が高く、結果に対する報酬が得られるわけです。でも、私は固定給社員として採用されたので、何かしら教えて貰えると思っていたのですが、当時のホロスには「初心者をゼロから育てるノウハウ」は構築されていませんでした。

結果、打開策は自らのモチベーションに頼るしかなく、保険会社のサポーターさんや遠方に勤務する同僚との情報交換など、独学で必死に勉強をしなければなりませんでした。ただ、私も完璧なメンタルを持っていたわけではないので、どう努力すれば良いのか方向性が見えず、心身ともにボロボロになった時期があったことも事実です。

「自ら経験しなければ血肉にならない」というご意見もごもっともですが、一方で「知らなかった」ではお客様にご迷惑をおかけするし、最悪取り返しがつきません。そんな緊張感と、失敗ができない不安を拭うことができたきっかけは、東京オフィスの先輩達でした。

先輩達からすると、いきなり配属された若い営業が珍しかったからか、声をかけて頂いたり、個人的な勉強会に誘っていただけたりと、気が付けばとても可愛がってもらえていました。時には私の無知さから「そんな程度なら、この仕事辞めちまえバカヤロー!」と檄を飛ばされることもありましたが、そんな経験も含めて、オフィスでのコミュニケーションがひよっ子を鍛えていったのは間違いありません。

でも、これらは次世代に引き継げなければ意味はありません。そこで、怒られながらも学んだ「あり方」や、現場で頂いた宿題(質問)に対し調べたことを【虎の巻】として蓄積し、後輩たちが路頭に迷わないための営業教育プログラムの原点となっていきました。

営業成績も安定するようになったころ、固定給社員の組織自体も形になりつつあったこともあり、私自身のステップアップとしてフルコミッションの将来設計士へ職種転換させていただきました。


ホロスプランニングのブランドに恥じないため


ホロスプランニングは自ら就職した会社なので、最初に名刺を与えられたときは本当に嬉しく、このブランドにふさわしい仕事をするんだ!と、ずっと思っています。そんなホロスは、単に生産性(売上)が高いだけでなく専門性を持ち、業界に対していい影響を持つ存在であると認識しています。

将来設計士になって改めてありがたいと感じるのは、堀井さん(ホロスグループ創業者)が業界団体で活動をされていたり、グループ会社のエルティヴィー(※1)の存在です。これらは保険ビジネスの総合支援活動をおこなっているので、結果的に業界の最新動向は社内共有され、場合によっては会社の垣根を超えたマッチングも設定してもらえます。最近はその流れで、コロナで需要の高まったオンライン面談のノウハウについて、保険会社や乗合代理店などから研修依頼をいただいています。

教育といったら大層な響きですけれど、「伝える」という仕事は自らも勉強になります。とはいえ、どれほど偉そうなことを言っても、成果を出していなければ説得力がありません。なので、この活動自体が自身の営業モチベーションに繋がっています。

振り返ると、周りに救われていた


振り返ると、今の自分があるのは、学生時代から16年一緒にいる妻の存在も大きいです。惨めなフリーター時代も乗り越えて、ホロスに入社してから結婚もしまして、娘もできました。私が仕事で忙しくて、年の半分出張で家にいなかったときも彼女には支えてもらえましたし、今でも互いに自分の仕事について話し合える仲なので、とても刺激になっています。

また、繰り返しますが路頭に迷う直前に、東京オフィスの先輩たちから声をかけていただけたことが、当時の私は本当に救われました。ホロスプランニングの企業メッセージに『あなたらしい素敵な「活き方」応援します』という言葉がありますが、実際に働いていて本当にそういうコミュニケーションが行われる環境だなぁと実感します。

そんな先輩からは「俺たちには返さなくていい。君が受けたことを後輩に返してあげればそれでいい」という言葉をいただいているので、その恩恵を周囲に返すべく、今は私も社内勉強会を企画しています。(新しく入社される方は、大体業界の大先輩なので後輩感ほぼゼロなんですが…)

全国にあるホロスプランニングのオフィスには、間違いなくこの様な雰囲気があります。一緒に仕事をする仲間を絶賛募集中ですので、ぜひお問合せいただければ嬉しいですね。

※1 株式会社エルティヴィー
2011年、ホロスプランニングマーケティング事業部を分社化し創業。保険ビジネス成功支援をコンセプトに、マーケティング補助からシステム構築まで、さまざまな企画運営を行う。
https://www.ltv-holos.jp/


May I Holos You?
~あなたらしい素敵な活き方応援します~

【HPH210719-002-01】



ホロスプランニングでは一緒に働く仲間を募集しています!
https://www.holos.jp/recruit/

TEL (075)222-6700 FAX (075)222-2070
もしくは採用担当者 rec_planner@holostyle.jp まで
※秘密厳守いたします。

この記事を書いた人
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・生命保険の募集に関する業務
・損害保険代理業
・ファイナンシャルプランニング全般
・事業承継、相続対策コンサルティング
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