将来設計士
仕事にかける思い
2023.05.30
【東京】私の人生は「ツイてる」!
ホロスプランニングには約250名の将来設計士が所属しています。彼らは「お金も、保険も、人生も」をキーワードに、ファイナンシャルプランナーが持つ豊富な知識と経験をお客様にご提供しています。そんな将来設計士は、20代から60代まで様々な達人ぞろい!
ホロスプランニング
東京オフィス 一級将来設計士
猪俣 勉(いのまた つとむ)
・学生時代、北米大陸一周(グレイハウンドでバックパッキング)
・地元材木店から保険業界(M生命)マネージャーへ転職
・親の介護のため帰郷し独立、地元で乗合代理店を立ち上げる
・東日本大震災により避難後、広域乗合代理店へ転職
・2019年ホロスプランニング入社、東京オフィス所属(福島いわき在住)
いわき市の自宅で、果物・野菜を栽培、芝生のメンテナンスも欠かせない。
ウォーキングを兼ねた愛犬の散歩・ゴルフの練習、お客様対応と大忙しの日々。
今夏は西瓜(スイカ)の出来栄えが今から楽しみ。
地元で働くことにこだわりたい
自分が何者であるか、自分にどんな可能性があるのか。ちょっと哲学っぽいけれど、学生時代には自分探しのために北米大陸の一人旅を経験しました。そこで得たおぼろげな答えは「自分が生きるのは自然あふれる環境が絶対必要」ということでした。この確信を持って、卒業後は地元福島の大自然と触れ合うことのできる木材業に就き、冬は寒く、夏は暑い過酷な現場でしたが、山林資源を活かす仕事をしていました。
プライベートではサーフィンやスキー、また、そのころトライアスロンを始め、第1回佐渡トライアスロン大会を完走する事が出来ました。トレーニングを積み重ねる毎に新しい自分を発見する事ができ、「自分にはもっと可能性がありそうだ!」と自信に満ちていました。
ところが30歳を迎えようという頃、今の家族経営の職場では未来が想像できず、このまま埋もれていくのもどうかな?と思うようになり、自分の潜在能力を試すべく転職を考え始めました。
いろいろな情報のアンテナを張っていた中で、日経新聞に掲載されていた「地域限定の専任業務職募集」というM生命の広告記事に目が留まりました。保険業界にはそれほど興味はありませんでしたが・・・給料もよさそうだし、何より地元で働けることに惹かれエントリーしてみたところ、役員面接までトントンと進み合格、長い付き合いとなる保険業界に転職することになりました。
自分の会社を作れば解決する!?
それまでは営業もマネジメントも全く経験がありませんでしたが、「人生設計」をアシストする保険という商品の「あり方」や「奥深さ」は社会的意義がとてもあり、私の性格ととてもウマが合いました。スルスルと実績を出すことができ、2年半で拠点長に任命されました。オフィスの天井まで棒グラフを張り付けて全国の営業拠点と成績を競い合い、新拠点の立ち上げではセールスレディたちを率いてチーム構築、気がつけばあっという間に14年が経っていました。
そして、本社付きの総合職に抜擢されたのです。しかし、母親が亡くなり高齢になった父親ひとりを地元に残して東京に行くことはどうしてもできず・・・ライフプランに携わる保険を扱っていたからこそ、親孝行ができるタイミングは今しかない!と強く思い、父の面倒を見るために退職しました。
これからどうやって生計を立てていこうか考えた時に、せっかくだから自分が培ってきた経験やスキルを持って、もっと地域貢献できないか?ということでした。初めて「やっぱり保険しかない」と確信し、そして「自分でやればいいんじゃないのか!?」と気づきました。そうと決まれば即行動です。書店で見つけた「資本金1円からできる会社の作り方」という本を購入し、無謀にも、生保4社・損保1社の代理店法人を立ち上げました。
経営、営業、事務、掃除まで一人で全てをこなすことは大変でしたが、大きな組織の意思決定に左右されることもなく、誰かに強制されることもない環境・・・営業成績を追うのではなく、お客様のためだけに活動できる幸福感や清々(すがすが)しさの方が大きく、仕事のやりがいを再確認することができました。
東日本大震災で感じた個人の限界
がむしゃらに活動していた日々のなか、平成23年3月11日・・・東日本大震災を経験しました。
地震・津波・原発事故。私の自宅は福島第一原発から北に21kmの所であり、「緊急時避難準備区域」となり、着の身着のままの避難生活が始まりました。
全てを置いて埼玉や千葉の親戚を転々とする避難生活はストレスや不安がありましたが、地元の為にも家族のためにもへこたれるわけにはいきませんでした。その後、4月に妻の実家があるいわき市で学校が再開されるということになり、ちょうど空いていた隠居部屋で生活をスタートさせました。
しかし「仕事」はそうはいきません。壊滅的な街並みのなか、保険に携わる私たちの使命、不安を解消するお手伝いをするため、お客様の安否確認と保険金の支払手続き、それに伴う情報提供、ボランティアを数ヶ月間続けていました。ただ、流石に個人経営の代理店では、やれることは体力的・物理的にも限界があります。保険会社の研修で知り合った広域乗合代理店からお声がけをいただき、移籍することにしました。
転職先の代理店は全国展開していたことからさまざまな業務の「仕組み」が構築されていて驚きました。特にバックオフィス業務のサポートを頂けたことは、今までと変わらない仕事をしていても生産性(営業活動にかける時間)や効率面でも段違いであり、あっさりとMDRT(※1)に到達することができ、その後も連続してMDRTを達成できています。
遅ればせながら、自分一人での代理店経営を続けていては、お客様の為にも自分の為にもならないことを痛感した次第です。
ホロスのファンとして自分を売り込みました
震災の影響は継続していましたが、地元に少しずつ活気がもどると同時に仕事も安定してくると、業界内の繋がりが増えていきました。そのなかで改めて俯瞰して周りを見渡すと、明らかに活き活きと、自分らしく仕事をしている多くの仲間がホロスプランニングに所属していることが判明しました。
どんな会社なのか気になって情報収集すると、堀井さん(現取締役会長)を中心に会社自体が「活動報告」「理念」「所属メンバーの紹介」などの情報公開を積極的に行う非常に珍しい会社でした。そこで、メールマガジンの登録を行ったり、堀井さんが登壇する保険乗合代理店協会のイベントに参加して生の声を聴いたりと・・・いつの間にかホロスプランニングのファンになっていました。
もちろん、当時所属していた代理店はとても良い会社だったのですが、決め手となったのはホロスが掲げる「生活総合支援」というコンセプトです。お客様に提供するサービスにおいて、保険はあくまでパーツのひとつであって、ライフプランをグループ一丸となって支援するという考えに共感したからです。
私は思い立ったら即行動するのが信条で「ホロスプランニングに行くしかない」と思い、ホロス所属の友人の伝手で堀井さん面談にこぎつけ京都本社へ「宜しくお願いします!」と入社意思を伝えに行きました(笑)。
還暦でも挑戦ができるホロスプランニング
「令和」を控えた2019年4月、会社の平均年齢を引き上げてしまったのは申し訳ないのですが・・・還暦になる60歳でホロスプランニングにて新しい一歩を踏み出しました。もちろんホロスの「生活総合支援」の実践も行っています。例えば、士業への法律相談やM&A、ジェー・ピー・ディー清水(※2)による土地サブリースの情報提供が会社としてオフィシャル発信できることは、お客様に安心を提供できる幅が広がっており、自分自身の挑戦にも繋がっています。
ところが、入社翌年に新型コロナウイルスの影響があり、所属する東京オフィスへ足運ぶ機会が憚(はばか)られる事態になりました。本音でいえば、東京オフィスでは業界のスター選手が隣に座っていたりするので日常会話というか、生の声を聞ける環境が刺激になっていて、その分断は悲しいものがありました。
しかし、直ぐに社内ミーティングや情報共有のオンライン化を構築したスピード感は、改めてホロスらしいと感じることにもなりました。コロナ騒動もやっと落ち着きつつあるので、続々と増えている東京オフィスのメンバーに改めて会いに行けることを楽しみにしています。
私の人生は「ツイてる」と実感しています!
私は還暦でホロスに所属しましたが、社内には同年代の仲間が多くいるので、それぞれが今後どういう活動をしていくのか、何歳までこの仕事を続けるのかが気になっています。個人的にはまだリタイアする気持ちはありませんが、やはり「事業承継」は課題に感じています。
実は、息子が仕事のことを聞いてくれたのですが「お父さんは(保険の仕事を)やれとは言わないよ」と答えています。お客様を守り続けるために、どんな選択肢があるのか探っている感じです。ホロス主催の業界向けセミナーでは社内事業承継をテーマにしたものもあり、いろんなカタチがあることにも気付けました。今後についてもいくつかの選択肢を提供してくれるのもホロス文化かもしれません。
今回、このインタビューを受けて改めて自分が歩んできた人生を振り返ると、様々な転機があったことを思い出します。その時々に自身で考え、行動に移して来た結果、ホロスの一員となった今が一番充実しているので、本当に「自分はツイてるな!」と実感しています。
堀井さんが立ち上げた決して保険だけではないホロスプランニングは、業界でも数歩先を常に進んでいると思います。自分も経営者の端くれだったので感じるのですが、私のように地元に固執して、それでも新しいことがやりたくて、自分らしく仕事がしたい・・・そんなワガママを抱擁してくれて、挑戦させてくれる会社なんてそうそうありません。
私たち、保険業界はやりがいのある仕事であり、環境によってサービスの質は大きく変わります。更にもう1歩踏み出したサービスを行いたいと思うのであれば、私のようにホロスへ押しかけてみてはいかがでしょうか!
(※1)MDRT
1927年に発足したMillion Dollar Round Table(MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。世界中の生命保険および金融サービスの専門家が所属するグローバルな独立した組織として、500社、70カ国で会員が活躍しています。MDRT会員は、卓越した専門知識、厳格な倫理的行動、優れた顧客サービスを提供し、生命保険および金融サービス事業における最高水準として世界中で認知されています。
(※2)ジェー・ピー・ディー清水
ホロスホールディングス配下にある、ホロスプランニングの兄弟会社。「土地バンクリース事業」に特化し、相続や土地活用に関するソリューションをご提案している。
【HPH 230530-001-01】
ホロスプランニングでは一緒に働く仲間を募集しています!
https://www.holos.jp/recruit/
TEL (075)222-6700 FAX (075)222-2070
もしくは採用担当者 rec_planner@holostyle.jp まで
※秘密厳守いたします。
関連記事
この記事を書いた人
ホロスプランニング
保険乗合代理店
Profile
・生命保険の募集に関する業務
・損害保険代理業
・ファイナンシャルプランニング全般
・事業承継、相続対策コンサルティング
・生命保険の募集に関する業務
・損害保険代理業
・ファイナンシャルプランニング全般
・事業承継、相続対策コンサルティング
ホロスグループの近況や活動報告をさせていただきます。