台風の季節、事前準備を!
生活全般
エッセイ
2023.09.07

台風の季節、事前準備を!

異常気象が続く昨今ですが、気象庁による統計データによると、1991年から2020年までの過去30年間において【台風の発生数】は8月に、上陸数は9月が最も多くなっているようです。そこで今回は、比較的簡単にできる事前対策や、被害があった際に受けられる各種制度をご紹介します。


まずは事前準備を


屋内の対策

【電源の確保】

停電に備え、懐中電灯やモバイルバッテリーなどを準備しておきましょう。準備してあると思っていても、必要なときに懐中電灯が電池切れで使えない・・・なんてこともありますので、動作確認をしておくと安心です。


【食料、水の備蓄】

被害が出た後では物流にも影響が生じます。焦らず対応ができるように日頃から備えておくのがおすすめです。



屋外の対策

【強風で倒れそうなもの、飛ばされそうなものの対策】

動かせるものであれば屋内に移動させておき、屋内に入れられないものはロープやネットを使って固定しておくようにしましょう。


【排水溝の確認】

排水溝に落ち葉などが詰まっていると、排水機能が下がり水があふれてしまうことがあります。日頃から確認をしておくと安心です。


被害があった場合に受けられる制度


雑損控除

自然災害などにより生活に通常必要な資産に損害を受けた際には、確定申告で雑損控除が受けられる可能性があります。


災害減免法による所得税の軽減免除

災害による住宅や家財への被害は所得税の軽減免除が受けられる可能性があります。


なお、雑損控除が所得控除なのに対し、災害減免法は税額控除という仕組みで、下記の制限があります。

・雑損控除と災害減免法のどちらか1つの選択となる。
・年間所得が1000万円を超えると災害減免法は選択できない。


被害にあった後では「調べる時間」も「気持ちの余裕」もなくなりがち。不安を少しでも減らすよう、早めの準備を心がけましょう。

<ご参考までに>

「台風シーズン」にやっておくべき備え、家事アドバイザーが実践している対策は?
https://allabout.co.jp/gm/gc/493207/

雑損控除とは?災害や盗難による被害を受けた際に貰えるお金
https://allabout.co.jp/gm/gc/296572/



【HP H 230904-011-01】

この記事を書いた人
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2001年4月生まれ。
イチロー選手(当時:シアトル・マリナーズ)がメジャーリーグの開幕戦、1番ライトでデビュー。時を同じくして誕生したホロスプランニングの公式マスコットです。
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