【広島】楽器も保険も人生も。プロを目指す音楽家FP
将来設計士
仕事にかける思い
2023.10.31

【広島】楽器も保険も人生も。プロを目指す音楽家FP

ホロスプランニングには約250名の将来設計士が所属しています。彼らは「お金も、保険も、人生も」をキーワードに、ファイナンシャルプランナーが持つ豊富な知識と経験をお客様にご提供しています。そんな将来設計士は、20代から60代まで様々な達人ぞろい!


ホロスプランニング
広島オフィス 将来設計士
小川 恭史(おがわ たかふみ)


・音楽大学卒業後、楽器1本担いで東京へ
・地元に戻り、事業承継のため損保会社の研修生へ
・2020年8月 父のいるホロスプランニング入社

奥様も音楽家で、演奏会のオファーをいただき
現在は夫婦で音楽指導や演奏活動を行っている。


音楽活動のために飛び込んだ営業の世界


私は兄の影響で吹奏楽に興味を持ち、音大へ進みトロンボーンを学んでいました。音楽で生活をするのは狭き門と理解はしていましたが、夢を諦めきれず「都会へ行けば活動の幅が広がる!」と、卒業後は楽器1本担いで東京に向かったのでした。

東京では、オーケストラのエキストラやレッスン講師で生活を繋いでいましたが、楽器の練習を続けるためには資金が必要でしたので、いくつもアルバイトを掛け持ち、フリーターのような生活をしていました。それでもプロの世界でやっていきたくて、名刺を配り歩きながら空いた時間はすべて練習時間に回す日々。2年ほど経つと音楽でも収入を得られるようになってきましたが、その分もっと練習しなくてはなりません。その時間をつくるには、時給の高いアルバイトで効率化を図る必要がありました。

そんななか目に留まったのが「営業代行」という仕事です。耳馴染みのないジャンルでしたが、高額な時給に加えてインセンティブまであり、音楽一辺倒で世間知らずの自分にはそろそろ会社勤めの経験が必要だと思いました。そうして、自信は全くありませんでしたが営業の世界にチャレンジすることを決めました。

営業代行の仕事とはいわゆるテレアポで、未経験だったからこそ疑問を持たず朝から晩までコールを行いました。音を聞き分ける能力を活かして、電話の向こうの「声のトーン」で感情を読みながら話を進めていたら、いつの間にか営業社員でトップの成績になっていました。上司から褒められると嬉しくて、もっと頑張りたくなる。努力に対して成果がシンプルに結びつく「営業」は、思ったよりも自分に向いていることが分かりました。

ただ、音楽活動とアルバイトの両立は思ったよりハードで、急激に痩せていく私の姿を見た友人たちから心配されるようになった頃、会社でテレワーク促進が行われるようになりました。

テレアポは、電話ができる環境さえあればどこでも成り立ちます。そこで、身体の回復も兼ねて、一旦地元で生活をリセットすることにしました。環境も変わり、体調も回復すると、勝手知ったる地元ですので、予想通り、成績はうなぎ登り、後進の育成を担うマネージャーとして社長直々に任命をうけるまで至りました。そしてプライベートでは結婚して長男が誕生し、順風満帆に思えました。しかし、ふとその生活に疑問が生まれました。

家族のためにも自分のためにも自由に使える時間が欲しくなったのです。そのためには、時間で拘束されず結果を出した分だけ収入が伴う仕事はないか、と考えるようになりました。すると身近に、そんな世界で活躍する父がいました。


父への相談をきっかけに踏み出した保険業界


父はホロスプランニング福山オフィス(現:広島オフィスと統合)に所属していました。仕事の悩みを父に相談すると、「うち(ホロス)は生命保険をメインに扱う営業が多いので、損害保険中心で活動すれば、タッグを組んで何かできるかもしれない。ただし、厳しい世界だから、やれ!とはいえない」と言われました。

でも父は本心では、年齢的にも自身の後継者が欲しいと思っていることを感じとり、私がやりたいこと全てをずっと応援してくれた父が、初めて自分を頼ってくれたことから「親孝行と保険の仕事は今しかできないかもしれない」と、業界への1歩を踏み出す決意をしました。

とはいえ、保険業界未経験の私が勢いだけで活動を始めることは現実的ではありません。そこで、損害保険会社が提供する研修生制度(※1)に参加して、「仕事のいろは」を一から学ぶことにしました。

父からも「俺が教えられるのは生保しかない。でも、これからの保険業界は生命保険、損害保険をワンストップで提供できるサービスは当たり前の時代になりつつある。基本をしっかり掴んでおけば絶対に武器になる」というアドバイスもあり、保険業界への意欲は高まっていきました。

研修生制度には期間ごとの査定基準がありましたが、商品や営業手法の研修、アプローチ先の提供など巧みな育成制度がある学び甲斐のある環境でした。最初は飛び込み営業からスタートしましたが、保険営業は、テレアポにはなかった、お客様と直接コミュニケーションを取れることが私には大きな魅力でした。商談のテーブルに乗ると、お客さまの人生プランや現在抱えているリスクをお聴きすることになります。それぞれのお客様にとって最適な提案、父の言葉通り「ワンストップ」のサービスが提供できるよう、常に意識をしていました。

成果報告をする度に父からは「まだまだ!」とずっと発破をかけられていましたが、「小川さんで良かった!」と感謝の言葉をいただけることが、次第にやりがいに繋がっていきました。


お客様から感謝される仕事


3年後、研修生制度を無事にクリアして、ようやく父から「お墨付き」をもらえたので、父の口添えもありホロスプランニングに入社ができました。それからは父の築いた大切な人間関係を徐々に引き継いでいきましたが、お客様から「あなたが継いでくれて安心した、今後ともよろしくね」という言葉をいただき驚きました。普通は営業マンがお客様に対して御礼を言うものですが、お客様の方からこんなに感謝される仕事は他にはありません。

ホロスに入社して大きなアドバンテージとなったのは、研修生時代ではあまり取り扱うことができなかった資産形成ができる商品を販売できるようになったことです。保険はもちろん、資産運用の知識は人生において普遍的に必要とされます。専門知識を活かして、よりお客様の意向に沿った提案ができるようになりました。

また、トップセールスの存在にも度肝を抜かれました。毎年開催される全国カンファレンス(※2)で発表される成績上位陣を見て「こんな凄い人がいる会社に自分もいるんだ!」とテンションが上がり、ホームページに掲載されている将来設計士インタビュー記事を読み漁ったり、関係者をSNSで探して外部からの評価を調べてしまいました。芸能人のファンの気持ちがわかりました(笑)。

そして、うちの会社が凄いのは、トップセールスが手の届かない雲の上の人ではなく、普通に連絡することができる身近な存在であることです。メールや電話をすると快く応じてくれ、知識やノウハウを共有する社内文化があります。

特に中四国エリアは同世代の入社が相次いだので情報交換が盛んです。自分だけでなく全体最適で可能性が広がっていくホロスプランニングは、成長を促す仕組みが揃っている凄い環境だと思うんです。オーケストラに管楽器や弦楽器、打楽器があるように、ホロスプランニング中四国エリアの仲間たちも、様々なタイプが一同に集まり共鳴し、ビンビンに刺激し合い、力強く素晴らしい音を奏でています。

プライベートでも自分の時間を使う余裕が生まれました。同じく音楽活動をしている妻と一緒に演奏のオファーをいただいたり、子供たちも一緒に演奏会に参加したりと、引き続き音楽活動ができているので、公私ともに充実しています。

だからこそ、「自分らしく活きる」私たち中四国のチームが、ホロスプランニングも業界も盛り上げていきたいんです。そして、そんな仲間がこれからも増えていくことに期待しています!

(※1)損保研修生制度
損害保険会社のサポートにより、研修生として保険代理店実務を習得するプログラムです。実際の営業店舗へ所属や育成担当者の指導により、営業手法のノウハウや商品知識などを学んでいきます。

(※2)カンファレンス
ホロスグループでは社員全員が一堂に介し、経営ビジョンや活動報告を共有する社内イベント「カンファレンス」を定期開催しています。2020年からは新型コロナウイルス対応のため、オンライン開催となりました。

【HPH 231030-003-01】



ホロスプランニングでは一緒に働く仲間を募集しています!
https://www.holos.jp/recruit/

TEL (075)222-6700 FAX (075)222-2070
もしくは採用担当者 rec_planner@holostyle.jp まで
※秘密厳守いたします。



この記事を書いた人
ホロスプランニング
ホロスプランニング
保険乗合代理店
Profile
・生命保険の募集に関する業務
・損害保険代理業
・ファイナンシャルプランニング全般
・事業承継、相続対策コンサルティング
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