気を付けて！ヒートショック

本格的に寒くなってきたこの時期に急増するとされる「ヒートショック」。これは【急激な温度変化】によって身体がダメージを受ける現象です。

暖かいリビングからから寒い脱衣所など【温度差が10度以上ある場所】へ移動すると、血圧が大きく変動・・・結果として心臓に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などのリスクに繋がるとされています。

ヒートショックは、冬場のトイレや入浴時に発生しやすいとされていますが、実は寝室でも注意が必要です。

温かい布団のなかの温度は体温により30度前後に上がるため、寝室温度が10度だった場合、計算上で20度の温度差があります。そこで、朝の起床時や夜中にトイレに起きた際などにヒートショックのリスクが高まるのです。

寝室でのヒートショックを防ぐためにはエアコンやヒーターなどの暖房器具を利用したり、断熱性の高いカーテンや窓ガラスを取り付けたりして、布団の中との温度差をなるべくなくすことが有効とされています。

加えて、起き上がる前に布団の中で大きく「伸び」をしたり、手足を動かすなどのストレッチをして身体を温める、上着を羽織るといった工夫もあります。

寝室の温度管理はヒートショックだけでなく、快適な睡眠や健康のためにも重要です。睡眠環境や起床時の工夫をこらして、今年の冬も元気に乗り切りましょう！

＜ご参考までに＞

知ってた？冬場の寝室こそヒートショックに要注意
https://allabout.co.jp/gm/gc/449475/

政府広報オンライン：交通事故死の約2倍？！冬の入浴中の事故に要注意！
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html

【HP H 240112-004-01】