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エッセイ
2024.06.07
紫陽花(あじさい)の豆知識
梅雨といえば紫陽花(あじさい)が見頃になる季節です。
紫陽花は日本から世界中に広がった園芸植物のひとつで、長崎に来たシーボルト(※)が恋人のお滝さんにちなんで「オタクサ」という名をつけ、海外に紹介したとされています。今回はそんな紫陽花についてご紹介します!
※シーボルト(1796-1866):当時の西洋医学の最新情報を日本へ伝えると同時に、生物学、民俗学、地理学など多岐にわたる事物を収集、欧州へ発送することで文化交流の懸け橋となりました。
紫陽花の色
紫陽花といえば青い花をイメージすると思いますが、実はそのイメージは日本だからこそのようです。
紫陽花の色は酸性の土壌だと青系、アルカリ性だと赤系、中性だと紫系になります。日本は火山地帯かつ雨も多く降るので弱酸性の土壌になり、青系や紫系の花が主流になります。一方、欧州ではアルカリ性の土壌が多いため、赤系の花が主流になるそうです。また、咲き始めから満開までの間は、気温の影響で花の色合いも少しずつ変化していきます。

紫陽花の花言葉
紫陽花の花言葉は、「移り気」「辛抱強さ」など。「移り気」は少しずつ色が変化することに由来し「七変化」という別名もあります。「辛抱強さ」は、アジサイの花期が長いことに由来しています。
その他、色や種類によって違った意味合いもあるようです。
青い紫陽花・・・辛抱強い愛情
紫の紫陽花・・・移り気、無常、浮気
赤やピンクの紫陽花・・・元気な女性、強い愛情
白い紫陽花・・・寛容、ひたむきな愛情
緑色の紫陽花・・・ひたむきな愛
紫の紫陽花・・・移り気、無常、浮気
赤やピンクの紫陽花・・・元気な女性、強い愛情
白い紫陽花・・・寛容、ひたむきな愛情
緑色の紫陽花・・・ひたむきな愛
なかでも「辛抱強い愛」は、ドイツへ帰国せざるを得なくなったシーボルトとお滝さんの一途な恋愛がモチーフになっているとされています。

紫陽花は古くから、その姿や色によりさまざまな想いが紡がれてきた花になります。日本各地に名所も多くありますので、季節の変化を感じに足を運んでみてはいかがでしょうか!
<ご参考までに>
意外と知らない? あじさいの豆知識
https://weathernews.jp/s/topics/202105/190115/長崎市民に愛される紫陽花。シーボルトの恋に思いを馳せて
https://tenki.jp/suppl/itovich/2016/06/10/12902.html

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2001年4月生まれ。
イチロー選手(当時:シアトル・マリナーズ)がメジャーリーグの開幕戦、1番ライトでデビュー。時を同じくして誕生したホロスプランニングの公式マスコットです。
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