
自分でできる個人情報管理
日々の生活で、私たちはさまざまな場所で個人情報を共有しています。個人情報保護委員会は2024年6月、2023年度の企業や行政機関からの個人情報の漏えい件数が1万3279件と、過去最多であったことを公表しました。
・学習塾を運営する企業の元講師が、塾生の写真および動画の他、同社が監視する個人データを検索して閲覧
・大手SNSの業務委託先で不正アクセスを受け、個人データを漏えい
・・・このような報道をご覧になった方もいるのではないでしょうか。
昨今、個人情報が「データ」で手軽にやり取りできるようになったことで漏えいリスクは高まっています。それは、事業者だけでなく個人にもいえることです。そこで、日常生活における個人情報管理についてご紹介します。
住所や氏名が記載されているものを、不用意に捨てることは避けた方が良いでしょう。宛名や郵便内容から、家族構成やよく利用するお店を特定することが可能です。処分の際にはシュレッダーやはさみで裁断したり、油性ペンで表裏を塗りつぶしたりすることをお勧めします。
2.レシートの管理
カード支払いの場合、カード番号が記載されていることがあります。郵便物と同様、処分する際には裁断をしたり、ペンで塗りつぶすと良いでしょう。ゴミ捨ては夜間ではなく収集日の朝に出すことで、人目につきにくい時間帯を避けることができます。
3.暗証番号の管理
推測しやすい番号(誕生日や電話番号等)にしていると、クレジットカードやキャッシュカードを盗まれて不正利用されても補償されないケースがあります。被害にあわないためにも、推測しやすい番号は避けましょう。
4.SNSへの投稿
個人情報(氏名、住所、電話番号、誕生日等)以外から特定されるケースがあるため、特に注意が必要です。
→よく訪れる場所の投稿
お店や公園など生活圏内の情報を発信することで行動範囲を特定され、発信者を絞り込むことができます。
→画像/動画の投稿
写り込む背景や特徴的な建物から特定される場合があります。また、画像自体に位置情報がついていないかも注意しましょう。動画についても同様です。
少しの注意を払うことで大きなリスクを回避することができますので、日常生活の中で個人情報について意識してみてはいかがでしょうか。
<ご参考までに>
個人情報保護委員会 個人情報を考える週間
https://privacymark.jp/siteinfo/個人情報保護委員会 令和5年度個人情報保護委員会年次報告
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/060611_annual_report.pdf

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【HP H 240702-001-01】

2001年4月生まれ。
イチロー選手(当時:シアトル・マリナーズ)がメジャーリーグの開幕戦、1番ライトでデビュー。時を同じくして誕生したホロスプランニングの公式マスコットです。
個性派集団、ホロスグループのメンバー紹介やコラムを書いています。
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