電子処方箋のススメ
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健康
2024.09.04

電子処方箋のススメ

近年行われている医療のデジタル化推進。2023年1月には、これまで紙で発行されていた処方箋が電子化され、全国で「電子処方箋」の運用が始まりました。


電子処方箋の最大の特徴は、患者の調剤履歴が1つのシステムに集約され、医療機関・薬局で情報が共有されることです(※)。※利用者の同意が前提になります

「いくつかの医療機関にかかっていて、自分が服用している薬が分からない」

「家族がいつも服用している薬が分からない」


こんな場面であっても蓄積されたデータをもとに「薬の飲み合わせ」「薬の重複」などを確認しながら処方・調剤されたり、履歴により「前回と同じ処方」が容易になる利便性や安全性が高まり、結果無駄となる薬も減少すると考えられています。

電子処方箋を利用するには


・どこで利用できる?

電子処方箋に対応している医療機関・薬局を利用することが必要です。対応している医療機関・薬局は厚生労働省のホームページで公表されている他、院内のポスターなどで案内されています。


・マイナンバーカードは必要?

電子処方箋を利用するためにマイナンバーカードは必須ではありません(※2024年現在)。従来の健康保険証で電子処方箋を利用することが可能です。


・必要な手続きは?

医療機関・薬局で受付をする際、それぞれ電子処方箋を希望する旨を伝えます(マイナンバーカードを利用する場合は、カードリーダーの画面上で選択します)。なお、医療機関から薬局へ処方内容が自動連携されるわけではないため、薬局でも受付手続きが必要です。


・紙の処方箋を続けたい場合は?

電子処方箋に対応している医療機関・薬局でも、紙の処方箋を引き続き利用することが可能です。従来通り、紙やアプリの「お薬手帳」を利用して情報集約を行うことも可能です。




電子処方箋の対応は、現状では医療機関・薬局に義務付けられていませんが、普及に向けて国や地方自治体が支援を行っています。かかりつけの医療機関が電子処方箋に対応をしていたら、検討をするのもいいかも知れません!

<ご参考までに>

厚生労働省 電子処方せん(国民向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/denshishohousen_kokumin.html

厚生労働省 電子処方箋(電子処方せん) Q&A(国民の皆さま向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/denshishohousen_kokumin_QA.html




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